ファクト



「たくさん買って、たくさん捨てる生活。世界中がみんなこんな生活できっこないんじゃないの?」

3.持続可能な社会

【食料の供給・廃棄】

◆給食のごみ1人年17㌔
全国の公立小中学校の学校給食で出るごみが、1人当たり年約17.2キロに上ることが、環境省の調査で分かった。このうち食べ残しは7.1キロになり、ご飯茶わん約70杯分に相当するという。17.2キロの内訳は、食べ残し7.1キロ▽野菜くずなどの生ごみ5.6キロ▽廃油などその他4.5キロだった。     
・・・学校給食:食べ残し1人年7.1キロ (環境省調査、2015年)

◆1人1日おにぎり1~2個分の食べ物が捨てられている日本。
日本国内における、売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は、毎年500万トン~800万トン。これは、日本のコメの年間収穫量にほぼ匹敵し、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(平成23年で年間約390万トン)の約2倍。
・・・「食品ロス削減に向けて~「もったいない」を取り戻そう!~」(農林水産省、 2013)

◆毎年、世界中で生産された食料の3分の1にあたる、13億トンの食べ物が廃棄され約7500億ドル(約74兆円)もの経済的損失となっている。かつ、この食料廃棄からのCO2 相当排出量(メタン・バイオガス等)は33億トンにのぼり、日本の年間CO2排出量(約14億トン)の2倍以上。
・・・"Food waste harms climate, water, land and biodiversity" (FAO, 2013)

◆ケニアでは、家族を養えている農家は少数である。また、3分の2の農家は子どもたちの相続する土地がコミュニティ内に不足していると答えている。
・・・"Fact Sheet: Population and Food Security: Africa's Challenge" (Population Reference Bureau)

◆女性農業者が男性農業者と同じように農機具の調達や資金の借り入れをできれば、1億5000万人の貧困をなくすことができる。
・・・ACTION! poster (UN Women)

【環境負荷と資源】

◆世界中の人が日本と同じ暮らし方をすると、地球が2.3個必要となる。
・・・「国連ESDの10年ラストスパートブック」(「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議、2012)

◆2013年末における世界の石油確認埋蔵量は1兆6,445億バレル、 可採年数は53年~60年。(カナダのオイルサンド、ベネズ エラのオリノコタール、米国のシェールオイルを含む)
・・・「今日の石油産業2014」 (石油連盟、2014)

【失われる生物多様性】

◆地球上に存在する可能性のある生物種の数は、1,000万種、最大で1億種に上ると推定されている。しかし毎年、その数全体の0.01%~0.1%が、絶滅していると科学者は警告する。
・・・「生物多様性の危機」(WWF)

◆身近にいたはずのすずめの数はこの50年で1/10に減少。
・・・「国連ESDの10年ラストスパートブック」(「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議、2012)

◆開発や乱獲、生息・生育地の減少、里山などの手入れ不足、外来種持ち込み、地球環境の変化により、日本の動植物の約3割が絶滅の危機に瀕している。
・・・「生物多様性に迫る危機」(環境省)

◆農作物を少ない品種に依存することは、作物の病気のまん延による被害を受けやすくなり、食料供給の不安定要因となる。104ヶ国の状況を調査した結果、特定の品種への依存が最も高まっている作物は穀物で、その次は野菜、くだもの、ナッツ類、豆類の順である。
・・・"Biodiversity for Food and Agriculture - Contributing to food security and
sustainability in a changing world" (FAO, 2011)

・・・農業を支える基盤リソース-遺伝資源-(農林水産省)



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